＜大相撲三月場所＞◇千秋楽◇24日◇大阪・エディオンアリーナ
序二段五十七枚目・恵雅（二子山）が、序二段五十九枚目・風武（武蔵川）を押し倒しで下した一番では、敗れた瞬間、風武が勢い良く土俵に倒れ込んでしまった。次の瞬間、恵雅は咄嗟に紳士的な振る舞いを見せ、この姿に視聴者は「やさしい」「やさしみ」などとほっこりコメントを寄せていた。
平成19年生まれで16歳の恵雅は令和五年三月場所に初土俵を踏んだばかり。一方、風武は25歳で初土俵は平成二十六年五月場所に経験している。
そんな両力士が千秋楽にぶつかると、恵雅はたった3発だが、強烈な突き押しで風武を倒した。勢いよく土俵に倒れ込んだ風武だったが、直後に恵雅は心配するように、咄嗟に手を差し伸べ、その姿に相撲ファンは「いいね」「初々しい」などの声を寄せていた。
恵雅は5勝2敗、風武は4勝3敗と共に、勝ち越しで春場所を終えた。
（ABEMA／大相撲チャンネル）
