【WWE】SMACKDOWN(3月22日・日本時間23日/ミルウォーキー)
日本人女子王者が4月の大一番に向け強烈な戦いぶりを披露。“フィジカルお化け”の呼び声高い女子レスラーに、猪突猛進のダブルニーを炸裂させ、その速さと強烈さが反響を呼んでいる。
WWEのレギュラー放送でイヨ・スカイとナオミがシングルマッチで対戦。現在抗争中の元同僚ベイリーと『レッスルマニア』での女子王座防衛戦が決定しているイヨが、ナオミ相手にエグい攻撃を連発した。
久々のシングルマッチからか、イヨはナオミのしなやかな肉体から繰り出される攻撃に苦戦する場面もみられた。ナオミは、身体能力を活かしたクロスボディや、コーナー串刺しからの低空ドロップキック、さらにはトップロープからの180度開脚『ヒップドロップ』など独創的な技を繰り出す。
しかし、現WWE女子王者のイヨも徐々に復調し、スプリングボード式のドロップキックを放つと、己を鼓舞するように「ウワァァ」と絶叫。これまでの鬱憤を晴らすように、猛ダッシュからナオミの顔面目掛けてダブルニーを見舞った。
このシーンにファンは「えぐい」「速い」「中邑みたいだ」「新幹線アタック」などと、その速さと強烈さに注目しリアクション。
試合はナオミがロープ際での脳天杭打ちでイヨに一矢報いたところで、イヨ率いる悪女軍団“ダメージCTRL”のダコタ・カイ、カイリ・セイン、ASUKAがリング前に集結。気をとられたナオミが、イヨのムーンサルトプレスを喰らいカウントスリーを献上した。
『レッスルマニア』直前のシングルマッチで思わぬ苦戦となったが、緩めの介入と一瞬の決め技で仕留めるあたりが現女子王者の安定感か。試合後にはナオミと仲間のビアンカ・ベレアを4人で制裁するなど悪行三昧だった。
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(ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)