【国際親善試合】スロベニア代表 2-0 ポルトガル代表(日本時間3月27日/スタディオン・ストジツェ)
国際親善試合で、サッカーファンにとって胸が熱くなるワンシーンが生まれた。FKの際にボールをセットしたのは、元レアル・マドリードのクリスティアーノ・ロナウドで、ゴールマウスを守るのはアトレティコ・マドリードの正守護神ヤン・オブラク。ポルトガル代表対スロベニア代表の一戦で局所的なマドリード・ダービーとなったが、C・ロナウドのキックが期待外れで寂しい結果に終わっている。
0-2のビハインドで迎えた85分、ボックス付近でポルトガル代表がFKを獲得する。ボールをセットして、お馴染みの仁王立ちポーズをしたのがC・ロナウドだ。そして対峙するのは、アトレティコ・マドリードで長年守護神を務めるオブラクだった。スロベニア開催のため場内は大ブーイングとなり、C・ロナウドのシュートもコースが甘かったため、オブラクが難なくセーブした。
ただ、C・ロナウドファンの有名Xアカウント「CristianoXtra」が、このシーンを「ロナウドは良いFKを蹴ったが、オブラクにセーブされた」と偏愛たっぷりに紹介するとプチ炎上。「どこが良いシュート?笑」「良いFKなら止めらないのでは?」「普通のキックだが」「いや、酷いFKだった」「笑える」など否定的な書き込みが目立った。
この日のC・ロナウドは、先発フル出場したものの、ゴールやアシストはなく、ボールタッチもスタメン選手では最小の45回と寂しい結果に。39歳を迎えているうえ、普段は欧州よりレベルが圧倒的に劣るサウジアラビア・リーグでプレーしているため、さすがに衰えが隠せなくなってきたか。ポルトガル代表自体も0-2でスロベニア代表に敗れ、連勝記録が11でストップしている。
(ABEMA de DAZN/国際親善試合)