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【映像】柴田阿弥「AKB48グループにはプレゼントを確認するバイトがいた」
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 GPSをカバンや衣類に仕掛けるなど、技術の発達とともに巧妙化しているというストーカーの手口。被害を防ぐ手立てはあるのか? ストーカー被害の相談を多く受ける探偵にその実態を聞いた。

【映像】柴田阿弥「AKB48グループにはプレゼントを確認するバイトがいた」

 「この度、岸みゆ宛てのプレゼント包装にGPS発信機のようなものが仕込まれたという事件が発生しました」「このような行為に大変動揺し、許し難いと強く遺憾に思っております。(「#ババババンビ」公式HPから一部抜粋)

 今月「許し難い犯罪行為」と、公式サイトで声明を出したのはアイドルグループ「#ババババンビ」。声明によると 、メンバーの岸みゆさん宛に届いたプレゼントにGPS発信機の様なものが仕込まれていたという。

 「本件を踏まえ防犯におけるセキュリティ対策の改善を行います。ルールや規制が増える可能性が御座います。ご理解ください」(「#ババババンビ」公式HPから一部抜粋)

 すでに、警察により状況確認や当該人物の特定はされており、今後、行政機関による解決、協力をお願いしているという。

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 「GPSを仕込んで居場所を特定するのは昔からあるストーカーの被害なので、特に驚きはしなかった。とはいえ、最近はGPSがどんどん小型化していることもあり、今回のような被害は今後もっと増えていくだろう」

 危機感を募らせるのは、これまでストーカー被害に関する相談を300人以上受けてきたという、探偵の宮岡大氏。

 宮岡氏によると、GPSを使ったストーカーの手口は芸能界か一般社会かを問わず、年々巧妙化してきているという。

 「ふたが開いてるバッグの中や上着のポケットに入れられたりすることも。GPSが小型化したことで仕込まれ、住所がばれる被害も実際にある」

 では、未然に被害を防ぐ手だてはあるのか?

「僕はGPSを仕込まれないための対策に『良いものはない』と思っている。自分でできることはやはり『目視』しかない。車の裏を覗いたり、バッグやポケットの中に知らない物が入ってないかどうか確認するしかない」

 と、難しさを口にした上で「GPSは性質上、使用者が分かりやすい。そのため、見つけてしまえば犯人の特定は容易だ。一番の対策は『仕掛ける側のリスク』がもっと世に広まること。そうすれば、仕掛けづらくなると思う」と指摘した。

 2021年、ストーカー規制法が改正され、GPS機器などを無断で人の位置情報を取得することに使ったり持ち物に取り付けたりする行為が規制の対象に追加された。

 こうした中、もし自分がストーカー被害にあっていると感じたり、GPSを見つけたりした際には、どうすればよいのか?

 「まずは『証拠の確保』だ。GPSを見つけたら、どこに仕掛けられたかを記録。そしてできれば触らずに保管しておいてほしい。付きまといや待ち伏せされていることに気付いた時は、いつ、どこで誰が何をしていたのか、スマホのメモでもいいので記録しておくと良い」

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 また事前の対策としては、「110番緊急通報登録システム」も。ストーカーなどの被害者が、警察に自宅住所や携帯電話番号などを事前に登録しておくことで、110番通報したときに名乗ることができない状況でも、警察は現在地を特定して駆けつけることができる。

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 その他、イヤホンをつけて歩かない、頻繁に振り向くといった行動も、簡単にできるストーカー対策として効果があるという。

 「一番やってほしくないのは『自分ひとりで解決しようとすること』。友達や家族、職場の同僚でもいいので、まずは相談することが大事だ。また、国の施設や、法テラスなど相談できる場所もある。意外に日本には警察以外にもストーカーの相談窓口があることを知っておいてほしい」
(『ABEMAヒルズ』より)

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