【明治安田J1リーグ】川崎フロンターレ 3-0 FC東京(3月30日/等々力陸上競技場)
【映像】GK波多野が飛び出してFWと接触、選手が吹っ飛んだ瞬間
FC東京の守護神としてはこれ以上ない対応だっただろう。1点ビハインドで迎えた後半に川崎フロンターレFWエリソンがスルーパスから裏へ抜け出すと、50-50のボールに対してGK波多野豪が飛び出す。どちらが触るかというボールに対して波多野の足がブラジル人FWに当たってファウルに。DOGSOの対象となり、一発レッドが提示された。
注目のシーンは72分に起こる。川崎Fが後方のビルドアップから遠野大弥がFC東京のディフェンスライン裏へ浮き玉のスルーパスを送る。このボールに対してFWエリソンがいち早く反応して抜け出した。
一方のFC東京はGK波多野豪が飛び出して対応。ルーズボールにどちらが先に触るかという向かい合わせでの徒競走の様な形となったなか、波多野はスライディングで足を出した。しかし、先に触ったのはエリソン。波多野の足はFWにぶつかってしまってファウルに。主審は笛と共にレッドカードを提示した。
その後、VARで同シーンをチェックするも、DOGSOの判定となりジャッジは変わらず。決定機を阻止したFC東京の守護神は退場の判定となった。
SNS上では「波多野のプレーは仕方がない」「波多野は飛び出すしかなかったからな」「波多野は責められない」「割を食ったなー」と波多野のプレーを擁護する声が多く聞かれた。
試合は1人数的不利となったFC東京が2失点。川崎フロンターレとの多摩川ダービーに3-0の完敗を喫している。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)