【プレミアリーグ】マンチェスター・C 0-0 アーセナル(日本時間4月1日/エティハド・スタジアム)
アーセナルの冨安健洋が、世界中のサッカーファンが注目する大一番で戦列復帰を果たした。リヴァプールと並んでプレミアリーグで優勝争いをするマンチェスター・Cとのビッグマッチで、日本代表DFは66分から途中出場。ファンも「信頼されてるな」など期待を寄せた。
冨安は昨年12月31日のフラム戦でプレーした後、日本代表の招集を受けてアジアカップに参戦。ベスト8敗退で2月上旬にはアーセナルに戻ったが、怪我を抱えていたためそのまま戦線離脱する。このマンC戦でようやくベンチ入りしていた。
スコアレスまま進んだヒリヒリする試合の中、マンCは61分にジェレミー・ドクとジャック・グリーリッシュと攻撃的なカードを投入。プレミアリーグ屈指のドリブラーであるドクが右サイドに入ると、アーセナルのミケル・アルテタ監督は66分に冨安を左サイドに入れて対策した。
試合解説を務めた林陵平氏は、「アルテタは大事なところで冨安を使ってきますよね」とコメント。SNSにも「おかえり!」「この場面で冨安投入されるの流石に信頼されすぎてる」「ドク対策で冨安だ」「冨安キター!」「この前の遠藤や今日の冨安や、プレミアの首位争いに日本人が普通に使われるって、、、すごい時代になったもんだ」「ここで冨安。遠藤もそうだし、このレベルの試合に普通に日本人いまくるのヤバイって本当に」「プレミア頂上決戦に、こうも立て続けに日本人選手出るの、本当に凄い時代になったな!」「日本の誇りだ」など大盛り上がりとなった。
冨安はアーセナルでの試合出場が約3か月ぶり、日本代表の試合を含めても公式戦でのプレーが約1か月ぶりとあって、やや身体が重いうえ試合勘がなかったか、68分と90+1分に2度に渡ってドクの突破を許した。ただ、90+4分にはドクとの1対1で完封。鋭い出足でボール奪取を成功させる。ハイレベルな争いを制して、アルテタ監督の期待に応えた。
試合はスコアレスのまま終了し、マンCのホームゲーム連続得点記録は57試合でストップ。アーセナルの堅守が光った中、冨安はその一役を担った。
(ABEMA/プレミアリーグ)