【セリエA】ラツィオ 1-0 ユヴェントス(日本時間3月31日/オリンピコ)
鎌田大地がイタリア代表アタッカーを吹っ飛ばした。日本代表MFは、ボールを持ったユベントスのFWフェデリコ・キエーザに激しいタックルをお見舞いすると、何事もなかったかのように守備位置へと戻っていく。このシーンにはファンも「鎌田の潰しがエグいw」と驚きの様子だった。
ラツィオはこのユヴェントス戦が、イゴール・トゥドール新監督の初陣。マウリツィオ・サッリ前監督の下でベンチを温めていた鎌田は、3-4-2-1システムの左ボランチで11試合ぶりにスタメンに抜擢された。
迎えた8分、鎌田が激しいタックルをお見舞いした。キエーザが左サイドをドリブルで進むと、1人目は切り返しでかわされたものの、2人目の鎌田が強烈なタックルでストップ。腰あたりで強烈な勢いでぶつかったことでファウルとはなったが、攻撃の流れを断ち切ることに成功した。
相手を吹っ飛ばしてしまうほどの衝撃で、キエーザは「イエローだ!イエロー!」と主張したが警告はなし。鎌田は直後、何事もなかったかのようにセットプレーの守備位置に戻っており、その佇まいが印象的なシーンだった。
これにはファンもSNSで、「鎌田の潰しがエグいw」「キエーザを吹っ飛ばしすぎだろ」「キエーザを削るな!」「鎌田がキエーザぶっ飛ばすマンになってる」「鎌田がキエーザ相手にゴリッゴリ笑笑」「キエーザがイライラしてる」と迫力のタックルに大興奮だった。
鎌田は80分に交代するまで攻守でハードワーク。試合は、90+3分にDFアダム・マルシッチが決勝ゴールを決め、ラツィオがユヴェントスを撃破した。トゥドール新監督の下で、ラツィオと鎌田の潮目が大きく変わるかもしれない。
(ABEMA de DAZN/セリエA)