【プレミアリーグ】マンチェスター・C 0-0 アーセナル(日本時間4月1日/エティハド・スタジアム)
66分から途中出場したアーセナルのDF冨安健洋が、圧巻の仕事人ぶりを発揮した。右サイドでボールを受けたマンチェスター・CのFWジェレミー・ドクにスピードを上げさせることも許さなかった守備に、「つよっw余裕で抑えてるw」とファンも大興奮だ。
スコアレスのまま迎えた90+4分、右サイドでボールを受けたドクに冨安がマッチアップした。じわりと間合いを詰めた日本代表DFは、ボールが少しだけ足元から離れたベルギー代表FWの一瞬の隙を突いて右足でボールを奪取。そのまま強引にボールを持ち運び、直後にファールを貰うことにも成功した。
その前に2度、ドクにスピードで翻弄されていた冨安。しかし三度目はないと言わんばかりに、今度はトップスピードに乗る前に対応し、プレミアリーグ最強ドリブラーを見事に封じ込めた。
このワールドクラスの守備に日本のサッカーファンも興奮。SNSには「つよっw余裕で抑えてるw」「冨安のドク対策は最高だ。怪我さえしなけりゃスタメン定着なのに」「ドクにスピードを上げることさえさせない我らが冨安」「ターンだけでドクのボールを刈り取る冨安」「最後は勝ったな」「冨安微妙かなって思ったけどドクから奪ってファウル貰ったシーンで全部払拭された」などのコメントが目立った。
アジアカップ参戦と怪我で、アーセナルでは約3か月ぶりの出場となった冨安は、ドク対策の任務をきっちりこなして敵地での勝点1獲得に貢献。アーセナルがリヴァプール、マンチェスター・Cとの熾烈な優勝争いを制するには、この日本代表DFの活躍が不可欠だろう。
(ABEMA/プレミアリーグ)