【ブンデスリーガ】ボルシアMG 0-3フライブルク(3月30日/ボルシア・パルク)
ボルシアMGのDF板倉滉が魅せた白熱の守備バトルに、多くのファンが熱狂した。クラブでも守備の要を担う日本代表DFは、フライブルクMFメルリン・レールとのデュエルで強烈なタックルをお見舞いし、その後も体を入れて完全勝利。見ていたファンは気合の入ったプレーを称賛した。
10分、板倉vsレールの決闘のような戦いが勃発した。右サイドからカウンターをくらうボルシアMGだが、板倉がサイドのスペースにカバーリングする。ボールを持つレールに日本代表DFが対峙すると、カットインを仕掛けるドイツ人の21歳に対してうまく体をぶつけてボールをこぼさせた。この五分になったボールをマイボールにするために、板倉は再び体を入れると、今度は完全にボールを奪うことに成功した。
このディエル対決に完全勝利した板倉のプレーにABEMA解説者の安田理大氏は「素晴らしい対応ですよ」と驚きの声とともにその完璧な守備を褒めたたえた。また、試合を見ていたファンも「気合い入ってるな」「板倉やっぱりいいんよ」と日本代表のプレーを楽しんでいた様子だ。
この対応は完璧だったものの、この日は地上でのデュエルよりも空中戦の方が調子が良かったらしく、スタッツサイト『Sofascore』によると板倉は9戦2勝の地上戦に比べ、空中戦は8戦7勝とほぼ負けなしのスタッツを残した。しかし堂安律との日本人対決は0-3で敗北と、本人にとって少し苦しい結果となった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)