「紅麹サプリ」なぜ死亡事例が起きたのか 医療ジャーナリストの見解「カビ毒が出来てしまった」「紅麹が突然変異し、新たなカビ毒が発生した」「工場の製造ロットに有害成分が紛れ込んだ可能性も」 ABEMA的ニュースショー千原ジュニア 2024/04/02 07:00 拡大する 小林製薬の「紅麹」問題に注目が集まっている。【映像】「紅麹を使用」自主回収の製品 紅麹菌の中には「シトリニン」というカビ毒を生産するものもあるというが、小林製薬ではその遺伝子を持たない紅麹菌を使用していたとし、摂取との因果関係などを確認中だ。 国立医薬品食品衛生研究所と厚労省、小林製薬の合同会見では、厚労省担当者が「健康被害のあった製品のロットに、予定していない物質のピークを認めた。理化学検査機器によって分析したところ“プベルル酸”というものが同定された」と明かしている。プベルル酸とは、青カビから産生される天然化合物で、毒性が非常に強いのが特徴だ。厚労省によると、このプベルル酸が原因の可能性が一定程度あるとしつつ、原因の特定には至っていない。 続きを読む 関連記事