【ブンデスリーガ】バイエルン 0-2 ドルトムント(日本時間3月31日/アリアンツ・アレーナ)
バイエルンのFWハリー・ケインが、まさかのゴール取り消しに呆然としていた。デア・クラシカー(ドイツ伝統の一戦)の試合終盤に1点差に詰め寄るゴールを決めたかと思われたが、際どい判定の末に得点は取り消しに。ファンは「可哀想」とストライカーに同情した。
【映像】左半身が出てた? VARで取り消された「幻のゴール」
ドルトムンが2-0とリードしていた89分だった。右サイドでFWキングスレイ・コマンがドリブルで相手DFを引きつけて、ボールを受けたDFヌサイル・マズラウィが左足でクロス。内巻きでゴールに向かうボールを、飛び込んだケインがヘディングで合わせてネットを揺らした。
バイエルンは1点差とし、勝点獲得に望みを繋ぐ得点になったかと思われた。しかし、ここでVARが介入。しばらく待ち時間をおいて、最終的にはゴールが取り消しになった。リプレイ映像で見ると、わずかに早く左半身が出ていたようだ。
この場面に対してファンは、「ケインさんもついとらんな」「ケインがあまりにも可哀想」「取り消しか・・・」とストライカーに対して同情的なコメントを残している。ただ、解説の風間八宏氏は「ものすごく上手く入れ替わったように見えた」とケインのマークを外す動きを称賛していた。
このシーンの後にスコアが動くことはなく、2-0でドルトムトが勝利。バイエルンが本拠地でのデア・クラシカーに敗れたのは、実に10年ぶりだった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)
【映像】左半身が出てた? VARで取り消された「幻のゴール」