【ラ・リーガ】バルセロナ 1-0 ラス・パルマス(3月31日/エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニス)
あまりにも危険すぎるプレーに、時が止まったようだった。スルーパスから裏に抜け出したバルセロナFWハフィーニャに対し、ラス・パルマスGKアルバロ・バジェスがリスクを顧みずタックル。ハフィーニャは宙を舞いながら一回転すると、バジェスには1発レッドが提示された。
問題のシーンは24分に起こる。ハフィーニャがディフェンスラインの背後へ走り出すと、それを見逃して居なかったMFセルジ・ロベルトが浮き玉のスルーパスを送った。
抜け出したハフィーニャは、ボールを触れば残るはGKだけ、という決定機に。しかし、GKのバジェスはすかさず飛び出すと、その勢いのまま突っ込んでいった。
バジェスはボールに触れず、とてつもない速さでハフィーニャと激突。ブラジル代表FWは宙を舞って一回転、あわや大惨事という場面に、解説者も思わず「あーっと!これはレッドじゃない!?というかケガがどうだ!」と心配の声を上げるほど。GKのバジェスには1発レッドが提示された。ハフィーニャには幸い大きなケガはなく、大事には至らなかった様子だったが、場内は騒然となっていた。
試合はその後59分にハフィーニャがゴール。この得点が決勝点となり、バルセロナが勝利した。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)