【プレミアリーグ】リヴァプール2-1ブライトン(日本時間3月31日/アンフィールド)
ファウルの判定に困惑の表情を見せたリヴァプールの日本代表MF遠藤航だったが、それ以上に猛烈に異議を唱えたのがアンフィールドだ。あろうことか、レフェリーは接触の瞬間を見ていなかったにも関わらずファールを取ったのだ。
リヴァプールが1点ビハインドで迎えた10分、ファンも「よそ見しながらファウルとったw」と驚愕の事件が起きた。左サイドからブライトンのFWシモン・アディングラが侵入してきたところを遠藤が刈り取った直後、レフェリーはファウルの笛を鳴らした。しかしファールを取られたマクアリスターの接触シーンは、審判がプレーの邪魔にならないよう立ち位置を修正した時に視野外で起こったもので、目視できていなかったのだ。
この判定に対しては、ボールを奪いカウンターに転じようとしていた遠藤は困惑の表情を見せ、観客からもブーイングが浴びせられた。アンフィールドの反応は、実況の小林惇希氏が「副審がたくさんいます」と苦笑し、解説の鄭大世氏も「これはちょっとレフェリーやりいくいですよね」と審判に同情を示すほどだった。視聴者からは「主審どうした?」「審判w」「よそ見してた」「主審大丈夫?」とツッコミが入った。
リヴァプールは今季、第7節のトッテナム戦で正当なゴールがオフサイドとして取り消され、試合後にプレミアリーグのプロ審判教会PGMOLが公式に誤審を認める異例の事態が起こるなど、判定に泣くこともあった。それでも、クロップ監督のラストシーズンをプレミアリーグ優勝で飾るべく、この日も強かに勝ち点3を積み重ねて首位の座を守った。
(ABEMA/プレミアリーグ)