【明治安田J1リーグ】 浦和レッズ 2-1 アビスパ福岡 (3月30日/埼玉スタジアム2002)
アビスパ福岡のGK永石拓海が、再三にわたり絶体絶命のピンチを防ぎまくり、大観衆のアウェイの地で福岡ゴールを守り続けた。
1-2と福岡が追いかける展開で迎えた88分だった。攻め込まれた福岡は右サイドを崩されると、ボックス内に位置した浦和のMF岩尾憲からのスルーパスに反応した元日本代表の10番、MF中島翔哉に抜け出される。ゴール目前まで迫られると福岡GK永石と1対1のピンチとなったが、永石がゴールを飛び出しシュートコースを制限。中島はゴール右側もしくは永石の股下を狙いシュートを放ったが、永石はこれを左足でセーブしゴールを死守した。
このプレーに視聴者は「ナイキー!」「ナイスGK」「GK素晴らしい」「永石すごい」「キーパーがうまかった」「しかしアビスパの永石さんはいいキーパーだね」と絶賛する声が多数上がった。
また、このシーンで惜しくもシュートを外した浦和MF中島は77分から出場し、得意のドリブルとスキルフルなボールタッチで再三チャンスを演出。解説を務めた水沼貴史氏は「中島は動き続けている。止まることなくどんどんボールに関わりながらいいプレーが増えてきていますね」と賞賛のコメントを残している。
試合は1-2で福岡が敗戦。惜しくも敗れたが、浦和サポーターがスタジアムを真っ赤に染めた大アウェイの中、FWシャハブ・ザヘディのゴールやGK永石のファインセーブなどで善戦した。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)