【ブンデスリーガ】ボーフム 2-2 ダルムシュタット(日本時間4月1日/ヴォノビア・ルールシュタディオン)
ボーフムFWフィリップ・ホフマンに、ファンの目が釘付けだ。敵チームの選手が懸命に残したボールが起点となり、長身FWは技巧派ヘディングでゴールを奪った。試合を見たファンも「ヘッドウマ」とこの日2ゴールを決めたホフマンを絶賛している。
前半すでにゴールを奪っていたホフマンだが、48分に再びスポットライトを浴びた。ダルムシュタット所属MFゲリット・ホルトマンが自陣のボックス内に飛んできたクロスを頭でクリアすると、動きを止めず、サイドラインに流れるボールを再度自分で広いにいく連続的な動きを見せた。ギリギリのところでボールをピッチに残すことに成功したものの、このボールへの執念が悪い方向に働いた。
このボールをボーフムDFケベン・シュロッターベックが拾うと左足でクロスをボックス内に送り込む。すると中で待ち構えていたホフマンがゴール隅を狙うテクニカルなヘッドを決め、この日2得点目をマークした。
このナイスヘディングのシーンでは、ABEMA解説者の野村明弘氏も“ドッペルパック”を決めたホフマンを称えつつも、「残したのが裏目に出た形になってしまった」と守備に奔走したホルトマンをねぎらう言葉を添えた。ファンも同じように「出しときゃ失点しなかったのにかわいそうw」と努力むなしく失点に繋がったプレーに同情した。
なお日本のサッカーファンとしては残念なことに、日本代表FW浅野拓磨は目の前でこのゴールを見送ることになった。少しでも妨害できれば防げたゴールかもしれないが、この場面ではそれができなかったようだ。
(ABEMA/ブンデスリーガ)