実験から見る「落雷から身を守る方法」
【映像】実験で雷を落としてみると…?木から人に飛び移る瞬間

 どこに落ちるか分からない雷が迫ってきたとき、できることはあるのだろうか?

 60年以上にわたり雷の現象解明などの研究を行っている電力中央研究所による、雷から身を守る方法。雷は高いところに落ちやすい性質があり、傘やゴルフクラブ、釣り竿などを高く掲げると雷が落ちやすくなるという。

【映像】実験で雷を落としてみると…?木から人に飛び移る瞬間

 金属に落ちやすいというイメージもある雷だが、眼鏡や時計、アクセサリーなど小さな金属を身に着けていても、着けていない場合と危険性に差はないそうだ。

 高い木には雷が落ちやすく、側にいると、木よりも電気を通しやすい人に雷が飛び移る「側撃」が起きる可能性がある。木造家屋の軒下などでも側撃が起きる場合があるため、雷が鳴ったら木の側から離れてすぐに大きな建物の中に避難する必要があるという。

 学校のグラウンドなど、すぐに避難できる場所がない場合はできるだけ低い場所を探してしゃがむなど、姿勢を低くして雷が収まるのを待つ。

 建物の中は屋外と比べると安全だが、雷が電線や配管などを伝って中に入ってくる可能性もあるため、屋内では家電製品やコンセント、壁や水道管などから1m以上離れた方がより安全だとしている。(『ABEMAヒルズ』より)

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