【リーグアン】メス 2-5 モナコ (3月31日/スタッド・サン・サンフォリアン)
モナコのFW南野拓実が電光石火の先制ゴールを決めたことで、決められたメスのベテランGKが味方にブチギレてしまった。日本代表FWが開始4分で華麗なターンからゴラッソを決めたことで、メスのGKアレクサンドル・ウキジャが仲間にブチギレる姿がカメラに映し出された。
注目のシーンはモナコのFW南野拓実が先制ゴールを奪った直後の4分だった。メスは左サイドを崩されると、南野に華麗なターンからDFの股を抜く強烈シュートを決められてしまった。この瞬間にメスのベテランGKアレクサンドル・ウキジャがふざけんなと言わんばかりのジェスチャーを味方に突きつけた。さらにカメラはウキジャの顔をドアップで映し出すと、ガムを噛みながら眉間にシワを寄せてイライラを隠しきれない表情を見せた。
ウキジャはこの試合で75分に自陣ゴール前でボールを持つと、何を思ったのかヒールパスを敢行。相手FWから猛プレスを受けて、そのままゴールへと押し込まれる珍プレーを犯してしまった。
この無責任なプレーには解説を務めたフローラン・ダバディ氏は「ウキジャにとっては最悪な日になりましたね。正当化しようとしましたけど、無理ですね。他のオプションもある中で、どう考えても残留を目指すチームのベテランGKがやるプレーではないですね」と苦言を呈した。
試合は2-5でメスが大量失点で敗退。前節のスタッド・ランス戦に続く2連敗を喫し、18チーム中17位と厳しい残留争いが続いている。
(ABEMA de DAZN/リーグアン)