世界的サッカー漫画『キャプテン翼』(集英社)が43年の歴史に幕を下ろした。
【映像】ネーム形式の『キャプテン翼 ライジングサンFINALS』
『キャプテン翼』は高橋陽一氏による天才サッカー少年・大空翼が主人公のスポーツ漫画であり、コミックスのシリーズ累計発行部数は9000万部以上。
1981年に『週刊少年ジャンプ』で連載がスタートし、その後2020年に“1冊丸ごとキャプテン翼”の「キャプテン翼マガジン」にて連載を継続、4日発売の「vol.20」で最終話を迎えた。
SNSでは「長い間お疲れ様でした!」「子どもの頃の憧れそのものだった」「間違いなく日本サッカーを盛り上げてくれました」など感謝の声が溢れた。
作者である高橋陽一氏からのメッセージ(※一部抜粋)
「連載最終話を描き終えた今はすべてを描き終えてホッとしているのとこの先やっと“〆切”というものがない生活を送れるという解放された気分でいる状態にあります。これで漫画家は引退しますが絵を描くこと、ストーリーを考えることはまだ好きなのでそれらはこれからも続けていくつもりです。思えば僕の漫画の原点は小学校高学年の時に見よう見まねで真っ白いノートに鉛筆描きでオリジナルの漫画を描き始めたことでした。その時と同じことを今僕は始めようとしています」
漫画連載は終了するが高橋氏は今夏よりWEBサイト「キャプテン翼WORLD」にて『キャプテン翼 ライジングサンFINALS』をペン入れやトーンが貼られていない鉛筆描きの「ネーム形式」で連載していく(“ネーム連載”の第1話は公開中)。
高橋氏は「雑誌発売に合わせた”〆切”や”決められたページ数”や“決められた原稿サイズ”がないぶんこれからはより自由な表現方法で皆さんにエンターテインメントをお届けできるのではないかとも思っています」とコメントしている。
(『ABEMAヒルズ』より)
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