【MLB】カブス9-7ドジャース(4月5日・日本時間6日/シカゴ)
ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」で、カブスの鈴木誠也外野手が「2番・ライト」でそれぞれスタメン出場。大谷は第1打席で技ありの柔らかいバッティングながら左中間を破るツーベースを放つと、第3打席で2試合連発となる2号2ランをスタンドに運ぶなど5打数2安打2打点。一方、鈴木は第2打席でライトへ2点タイムリーツーベースを放つなど2打数1安打3打点とそれぞれ活躍を見せた。乱打戦を制したのは好調を維持する鈴木擁するカブスだった。
大谷は第1打席、カブス先発ヘンドリックスが投じた外角低めのシンカーにうまくバットを合わせると、あっという間に左中間フェンスに達する打球となりツーベースで出塁。その後先制のホームを踏んだ。
第2打席はファーストゴロに倒れたが、4点ビハインドで迎えた5回の第3打席、初球のチェンジアップをライトスタンドへ。右手1本で払ったようなバッティングでポール際に運ぶ驚愕の2号2ランを放った。
第4打席は惜しい当たりのセンターフライ。第5打席もいい角度でセンターに上がったが、大きなセンターフライでこの日は5打数2安打2打点。打率は.286まで上がっている。
カブスの鈴木は、第1打席は素晴らしい立ち上がりを見せたドジャース先発ミラーの前に空振り三振。しかし2回の第2打席では2死二、三塁からライトフェンスを直撃する2点タイムリーツーベースを放ち塁上で雄叫びをあげた。
第3打席は四球で出塁すると、2点を取ってなおも1死三塁のチャンスで迎えた第4打席はライトへ犠牲フライを放ちこの日3打点目をあげる。この日は2打数1安打で打率を.345とした。
点の取り合いとなった日本人対決は、2回に5点をあげたカブスが終始優位に試合を進め、9-7で勝利。大谷の2ランなどでこの日も7得点と開幕から記録している連続5得点以上を9試合に伸ばしたドジャースだったが、この日は同じく打撃好調のカブス打線に軍配が上がった。ドジャースは連勝が4でストップ。カブスは5連勝を飾っている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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