【明治安田J1リーグ】ヴィッセル神戸1-2横浜F・マリノス(4月7日/ノエビアスタジアム神戸)
指揮官のハリー・キューウェル監督が吠えた。横浜F・マリノスのエースFWアンデルソン・ロペスが先制ゴールを奪取。ヴィッセル神戸GK前川黛也の好セーブも虚しく、こぼれ球を押し込んだ。
先制点は後半開始早々の47分に生まれる。横浜FMのMF喜田拓也が中央から右サイドへスルーパスを送り、MF水沼宏太がクロスを上げる。逆サイドでFW宮市亮がボックス内で合わせたが、このシュートはGK前川がスーパーセーブで阻んだ。
それでも、このこぼれ球に対してひと足早く反応したのがアンデルソン・ロペスだった。相手を背負いながら左足で押し込んでゴールネットを揺らしてみせた。この先制点にはキューウェル監督も咆哮。喜びの雄叫びをあげた。
このゴールについてSNS上では「喜田のスルーパスがうまかったな」「喜田さんの逆をつく縦パスから入ってるのがいい」と攻撃の起点となった喜田のパスを称える声や「水沼宏太、必殺クロス炸裂!」「いいクロスボールだったな」とクロスを入れた水沼を称える声、そして「ちゃんとここにいるアンロペ」「流石の決定力」といったアンデルソン・ロペスの決定力を称賛する声など様々なコメントがあった。
解説を務めた福田正博氏も「クロスの質と中への入り方が非常に精度が高い」と一連の攻撃を称賛した。
試合はその後、宮代大聖に同点弾を許すも、後半途中から投入されたFWヤン・マテウスのスーパーゴールで勝ち越して終了。横浜FMは、昨季王者のホームにおける無敗記録を“12”に更新した。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)