日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる鳳凰戦A2リーグの開幕節、第1節B卓が4月9日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、近藤久春が自身初戦で卓内トップを取った。
A1リーグ復帰を狙う「ダンディ」近藤久春は、今期の自身開幕戦から好スタート。いきなり1、2回戦を連勝すると、3回戦もオーラスでまくられはしたものの大きめの2着。4回戦は3着となるが前半のリードを守り切り、+53.5の卓内トップで気持ちいい開幕戦を終えた。
試合後は「今日会場に来る時に、アゲハ蝶を見て珍しいこともあるなぁと思ったんだけど、ドラがたくさん来てツキがあったね。次も頑張ります」と笑っていた。
【試合結果】
1位 近藤久春 +53.5
2位 井出康平 +30.4
3位 三浦智博 ▲25.1
4位 前原雄大 ▲58.8
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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