【明治安田J1リーグ】川崎フロンターレ0-1FC町田ゼルビア(4月7日/等々力陸上競技場)
川崎フロンターレのFWエリソンがジャンピングタックルを仕掛け、ファウルの判定。さらに、詰め寄ってきた相手選手とバチバチのフェイスオフ。一触即発の緊迫したシーンとなった。
問題のシーンは0-1で川崎Fが1点を追う展開で迎えた55分だった。FC町田ゼルビアDFが後方でボールを繋ぎ組み立てを図ると、川崎FのFWエリソンが猛烈プレスを仕掛ける。町田のチャン・ミンギュがボールを持ち運び前線へフィードを蹴った瞬間、ものすごい勢いで寄せてからアフターでジャンピングタックルを敢行。あまりの勢いにタックルした本人も回転し転倒するほどの迫力だった。これにはチャン・ミンギュもたまらず詰め寄りバチバチのフェイスオフ。エリソンは、ピッチの反対サイドを指差しながら審判に「さっきのはどうなんだ!」と言わんばかりに猛抗議を繰り返すも、イエローカードを提示されてしまった。
このプレーに視聴者は「荒い」「それはあかん」「ラグビーかな」「突進してて草」「アフターすぎ」「めっちゃ飛んできた」「やりすぎだろ」「相当バチバチやってるなこりゃ」と危険なプレーについてたくさんのコメントが寄せられた。
解説を務めた元日本代表DF坪井慶介氏は「あそこにプレッシャーをかけるのはエリソンらしさですけど、すごい勢いだったのでちょっと過剰でしたね」と献身的なプレスを賞賛したが、危険なタックルであったとの見解を示した。
試合は川崎が0-1で町田に敗戦。退場者を出し1人少ない町田相手に攻め込むも、ゴールをこじ開けることができなかった。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)