【明治安田J1リーグ】FC東京2-0鹿島アントラーズ(4月7日/国立競技場)
鹿島・鈴木優磨が肘打ちを浴びて悶絶したものの判定はノーファウル。これには国立競技場に詰めかけたアウェイサポーターも大ブーイングを浴びせ、ファンも「さすがに酷すぎるだろ」と同情的な反応を示している。
23分、空中戦の場面で事故が起こった。鈴木が浮き球に反応して競り合おうとしたところ、後方からFC東京DFエンリケ・トレヴィザンに突っ込まれたのだ。先にジャンプしたブラジル人DFの右肘が金髪のストライカーの頭部にぶつかる形となった。これには思わず鈴木もピッチに倒れて悶絶したのだが、ジャッジはノーファウルだった。
これにはファンも「相手ながら今のファウル取ってもらえない鈴木優磨が可哀想」「さすがに酷すぎるだろ」「めっちゃジャンピングエルボーかまされたけどなぜかノーファウル」と同情的な声が集まっている。
一方で「優磨のファウル」という反対の意見を持つファンもいたようだ。競り合いの際にほぼ飛んでいなかったこともあり、この場合は飛んだ側が危険な落ち方をするために、飛ばなかった鈴木に対してファウルが取られる可能性があるのも確かだ。審判にとっては難しいジャッジになったシーンだった。
上位進出を狙う両チームによる白熱の一戦はホームのFC東京が2-0で勝利。試合後の時点で、ホームチームは6位に、アウェイチームは8位に位置する結果となった。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)