【チャンピオンズリーグ】アーセナル 2-2 バイエルン(日本時間4月10日/エミレーツ・スタジアム)
50メートルの爆速ドリブルで相手をごぼう抜きする迫力満点のドリブルに、視聴者たちも大興奮だ。バイエルンのFWレロイ・ザネが、アーセナル選手を4人抜きする圧倒的な推進力を大一番で見せつけた。一方、アーセナル・ファンからは、ベンチスタートだった冨安健洋の不在を悔いる声も上がるシーンとなった。
1-1で迎えた30分、ザネがワールドクラスの突破力を見せつけてPKを獲得した。マタイス・デ・リフトからの縦パスを自陣の右サイドで受けたザネは、アーセナルのDFヤクブ・キヴィオルを背負いながら上手く反転して入れ替わる。そのままスピードアップした俊足ウインガーは、MFジョルジーニョ、DFガブリエウ・マガリャンイスらのタックルも剥がして、最終的にDFウィリアン・サリバのタックルに引っかかって転倒。PKを獲得し、これをハリー・ケインが冷静に決めた。
圧倒的な突破シーンに対して視聴者は、「天才かよ」「えぐ」「バケモンやんザネ」「はええ」などと感嘆。一方でキヴィオルが入れ替われたところから始まった突破だけに、「キヴィオル厳しいな」「キヴィオルの身体が重い」「冨安使っておけば」「冨安だったら…」「トミー来てくれ」など日本代表DFを求めるコメントも複数見られた。
アーセナルの左SBは冨安とオレクサンデル・ジンチェンコが怪我もあり、最近はキヴィオルがミケル・アルテタ監督の信頼を掴みつつある。このバイエルン戦もキヴィオルが先発、ジンチェンコが後半から登場し、冨安は出番なしだった。
白熱したCL準々決勝ファーストレグは2-2のドローで終了。4月18日のセカンドレグでは、冨安に出番は訪れるのか。
(ABEMA/WOWSPO/チャンピオンズリーグ)