「ホームレスは生活保護では助けられない」。愛知県安城市で2022年11月、生活保護申請のため市役所を訪れた日系ブラジル人女性に、市職員が発した言葉だ。女性には自宅があったにもかかわらず、職員は申請を拒否。後に市は誤りを認めて、申請を受け入れ、第三者委員会による検討で再発防止が求められた。