8日に厚生労働省が発表した2月の毎月勤労統計調査によると、労働者が受け取った現金給与は平均28万2265円で「名目賃金」は26カ月連続増加した。その一方で物価の変動を反映させた「実質賃金」は23カ月連続のマイナスに。リーマン・ショックなどで景気が低迷した2007年から2009年当時に並ぶ、過去最長となっている。