【チャンピオンズリーグ】アトレティコ・マドリード 2-1 ドルトムント(日本時間4月11日/エスタディオ・メトロポリターノ)
ディエゴ・シメオネが闘将ぶりを見せつけた。アトレティコ・マドリードのアルゼンチン人監督が熱くなりすぎて、対戦相手のスタッフに喧嘩をふっかけた。この場面に視聴者も注目していた。
59分だった。アトレティコのシメオネ監督がヒートアップして、ドルトムントのスポーツディレクターであるセバスティアン・ケールの眼前に迫って威嚇。相手の腹あたりを突き飛ばしたのだ。最後は他のスタッフに止められるほど激しかった。監督同士のいざこざはたまに見かけるが、監督とスポーツディレクターの喧嘩はレアだろう。
現役時代はアルゼンチン代表MFだったシメオネと、ドイツ代表MFだったケールの場外戦に対してネット上のファンは、「シメオネ熱くなっとる」「ケールvsシメオネww」「今日一番ホットなシーン」「さすがシメオネw」などと楽しんでいるようだった。一方で手を出したシメオネには「押しのけたけどカードはなし?」「醜いよ」「手を出すな」など批判的な声も上がった。
シメオネは現役時代から血気盛んで、1998年のフランス・ワールドカップでは、イングランド代表のMFデイビッド・ベッカムを挑発して退場に追いやったことでも有名だ。そんな熱すぎる性格は監督になってるまったく変わっていない。
なお、アトレティコは監督の熱さが乗り移ったような激しいプレーを見せて、ファーストレグは2-1で勝利。CL4強い進出がかかったセカンドレグは日本時間4月17日に開催される。
(ABEMA/WOWSPO/チャンピオンズリーグ)