【プレミアリーグ】マンチェスター・シティ 5-1 ルートン・タウン(日本時間4月13日/エティハド・スタジアム)
ルートン・タウンのDF橋岡大樹にとってはアンラッキーな1日となってしまった。世界最強の怪物ストライカーの弾丸ボレーを顔面に食らっただけでもかなり“痛い”のだが、その跳ね返りがオウンゴールとなってしまった。メディアも「ワースト級のオウンゴール」と伝えるこのシーンについて、海外サポーターたちも怒りを見せている。
【映像】橋岡大樹、強烈シュートが顔面直撃でぶっ倒れた一部始終
マンチェスター・シティ戦で3バックの右でスタメン出場した橋岡。しかし、開始65秒でまさかのオウンゴールを献上してしまう。MFケヴィン・デ・ブライネのスルーパスに抜け出したFWアーリング・ハーランドのシュートは、GKトーマス・カミンスキが弾き出した。しかし、FWジェレミー・ドクが放ったシュートのこぼれ球を、ハーランドがボレーで合わせる。このシュートは枠を外れていたが、懸命にブロックに戻った橋岡の顔面に直撃してコースが変わり、不運にもゴールネットを揺らすことになった。
最強ストライカーのボレーシュートを顔面でもろに受けた橋岡は、立ち上がることができず。メディカルスタッフとともに一度ピッチに出て、脳震盪などのチェックを行なった。無事にプレーを続けたとはいえ、かなりの衝撃映像だった。
橋岡のオウンゴールは海外メディアも取り上げており、『BBC』ではこのオウンゴールを「可哀想な橋岡の顔面を直撃。方向が変わると自陣のゴールネットに突き刺さった。ワースト級オウンゴールだ!」と伝えた。
また『90min』では10点満点中5点を付けて「オウンゴールは不運」としながらも「とくにハーランドと対峙した時は自信があるようには見えなかった」と指摘。英紙『デイリー・メール』も「5.5点」の選手採点で、「開始2分に頭を抱えていたが、それはミスだったからではなくボールが顔面に当たってオウンゴールとなったからだ」と報じている。
また海外サポーターは、「橋岡は本当に気の毒だ。ここ3試合で2回オウンゴールを決めた。守備に全力を尽くしてはいるが」「橋岡は守備ができない。それでも応援するけどね」と言った擁護するコメントが見られた。一方、橋岡は4月3日のアーセナル戦に続く加入後2度目のオウンゴールとあって、「ダイキは独力でルートンを降格させるだろう」「ハシオカまたやったのか?なんてことだ」など橋岡への辛辣なコメントや、「なんとも脆弱な守備」「もっと守り方があるだろう」「チームの守備自体が機能していない」となどチームへの不満も見られた。
最終的にルートンはシティに1-5の大敗を喫して、プレミアリーグの順位は降格圏の18位。残り5試合は残留をかけたヒリヒリする戦いとなる。
(ABEMA/プレミアリーグ)
【映像】橋岡大樹、ハーランドの「黄金の左足」が顔面直撃→衝撃オウンゴール