【チャンピオンズリーグ】パリサンジェルマン2-3バルセロナ(4月11日/パルク・デ・プランス)
この判定にご立腹するのは仕方ないのかもしれない。パリ・サンジェルマンがカウンターを狙った場面で、FWキリアン・エンバペが相手とのフィジカルバトルを制して突破に成功。しかし、数秒遅れで主審が笛を吹いて試合を止めると、謎判定にスタジアムはブーイングに包まれた。
スコアレスで迎えた24分にパリ・サンジェルマンがカウンターのチャンスを迎える。味方DFのクリアボールに反応したFWエンバペが、フランス代表の同僚であるバルセロナDFジュール・クンデとのフィジカルバトルを制すると、そのまま強引に前を向いて前進した。
この時点でパリ・サンジェルマンとバルセロナの選手は4対4で数的同数。一気にチャンス到来かと思われたが、エンバペがクンデと競り合ってから数秒後に主審が前者のファウルと判定してホイッスルを吹いた。これにはエンバペを筆頭に、パリ・サンジェルマン側が激怒。パルク・デ・プランスに集まったサポーターからも大きなブーイングが送られている。
直後に流れたリプレイ映像を確認すると、競り合った際にエンバペの肘がクンデの顔面を直撃していた。しかし、解説の風間八宏氏が「(肘を)振ったわけではないですからね」と指摘をした通り、フランス代表FWからすると意図したプレーではなかった。
これにはファンもご立腹の様子で、「審判どこみてんだよ」「プレーオンだろ!」「これとるの?」「お前のせいで負けた」と主審の判定に辛辣な意見が寄せられた。
なお、試合はパリ・サンジェルマンが2-3と敗戦。ホームで行われた準々決勝1st legを痛恨の形で落としている。
(ABEMA de WOWSPO/チャンピオンズリーグ)