【MLB】ドジャース-ナショナルズ(4月15日・日本時間16日/ロサンゼルス)
 ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場。第1打席に入った際、球審が“ド忘れ”して大慌てする一幕があり、ファンのツッコミが相次いだ。
【映像】球審まさかの“うっかり”で大慌て…実際の様子
 12日(同13日)のパドレス戦で、松井秀喜に並ぶMLB日本人最多タイの通算175本塁打となる今季4号を放った大谷。日本人メジャーリーガー単独トップの176号が期待される試合で、ドジャースはホームランボールを記念球として残すため、また偽物が出回るのを防ぐために大谷の打席では毎回、刻印されたボールを使用している。前日の試合でも投球前にボールの交換を要求されたパドレスのペラルタが戸惑うシーンがあり、試合後には先発のダルビッシュが「ボールを見たら数字とアルファベットが書いてあった」とコメントするなど話題になっていた。
 
 この試合でも引き続き大谷の打席では刻印入りのボールが使われ、1回に大谷が最初の打席に入るときにボールボーイから球審に何球かの専用ボールが渡された。このとき、球審がボールを受け取るのとちょうど同じタイミングで大谷がいつものように球審にあいさつ。これに球審も応えたが、それでボール交換のことを忘れてしまったのだろうか、刻印ボールをポケットに収めると通常通り構えに入ろうとした。