【ブンデスリーガ】ダルムシュタット0-1フライブルク(4月14日/メルク・シュタディオン・ベレンファルトール)
フライブルクの堂安律に、至近距離から相手のクロスが下腹部を直撃した。相手モーションに対して真っ向から防いだ結果であり、日本代表MFの気合の守備にはファンも「堂安は漢や」と感嘆した。
堂安律は前半に鮮やかなシュートでゴールネットを揺らし、貴重な先制点を決めていた。一方、この華麗なプレーとは対照的な、身体を“張り過ぎた”守備が話題を呼んでいる。
それが59分の場面だ。右ウイングバックとして大外での守備対応を余儀なくされた堂安は、ダルムシュタットの左ウイングバック、エミル・カリッチのクロスに対して、足を上げることで身体を大きく見せてブロックを狙った。
上げた足にボールが当たる形が彼のイメージだったかもしれないが、カリッチのクロスはノーガードの股間を直撃。その場にうずくまって悶絶する様子を見た主審も空気を読んでホイッスルを吹き、日本代表MFが回復するのを待った。
この身体を張った守備に対して実況・福田浩大氏、解説・安田理大氏はともに「これは痛い……」と発言し、堂安に同情している様子だった。
同様にファンも「ぎゃあああ」「イタタ」「しぬだろ」「急所直撃」「男ならわかるやつ」「股間ブロック」「ナイス守備」と反応。さらには、心配する声をよそに短時間で立ち上がった日本代表MFには「堂安は漢や」「俺だったら悶絶してるね」「すぐ立てるのすごくね?」と、その勇敢な姿勢に驚く声が寄せられていた。
なお、試合はフライブルクが1-0で勝利。堂安は先制点だけでなく、守備でも奮闘。攻守に躍動する、彼の持ち味が存分に発揮された一戦となった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)