【ブンデスリーガ】レヴァークーゼン 5-0 ブレーメン(日本時間4月15日/バイアレーナ)
スタジアムは、優勝の瞬間を待ちきれないサポーターであふれ返った。ブンデスリーガ優勝のかかった大一番で、試合終盤のスタジアムにはただならぬ雰囲気に。フロリアン・ヴィルツがチーム4点目となるゴールを決めると、試合中にもかかわらずピッチに大勢のサポーターが流れ込み、カオスな状況。この異様な光景にはファンも「まだ終わってないてw」「※試合中です」と面白がっているようだった。
82分、ピッチには異様な光景が広がった。この試合に勝利すると悲願のブンデスリーガ初優勝が決定するレヴァークーゼンは試合を優位に進め、ドイツの若き至宝フロリアン・ヴィルツがダメ押しとなるチーム4点目を決めた。すると試合はまだ10分弱も残っているにもかかわらず、優勝を確信した大勢のサポーターがピッチに乱入してしまったのだ。
これには得点したヴィルツも驚いた様子で「待て!待て!」とジェスチャーしてサポーターをなだめていた。他にも、シャビ・アロンソ監督も同様にサポーターを止めようとしたが、大興奮のサポーターを落ち着かせるのは簡単ではなく、カオスな状況が続いていた。
実況の下田恒幸氏も「まだ早い、まだ早い!シャビ・アロンソ監督もちょっと待てとやっています」と伝えたが、視聴者も「無法地帯」「乱入w」「※試合中です」「ああ全員そっち行っちゃったかw」「サポーター落ち着け」「雰囲気やばいな」「撤収が早いのかわいい」「歴史が変わるからね」と、見たこともないような光景を楽しんでいる様子だった。
試合はその後、ヴィルツがもう1点を決めてハットトリックを達成し、ホームチームが5-0で勝利した。その際には4点目以上にサポーターがなだれ込み、審判もあえなく試合終了のホイッスルを吹くことになった。その瞬間、レヴァークーゼンは、ブンデスリーガ参入45シーズン目で初となる優勝を飾った。バイエルンの12連覇の阻むとともに、開幕29戦無敗での優勝はブンデスリーガ初のレコードだ。
(ABEMA/ブンデスリーガ)