【プレミアリーグ】リヴァプール0-1クリスタル・パレス(4月14日/アンフィールド)
リヴァプールの大ピンチを救う英雄が現れた。高速カウンターからクリスタル・パレス所属FWジャン=フィリップ・マテタが絶妙なループシュートを放つものの、リヴァプールDFロバートソンが猛追して何とかクリアした。見ていたファンは「神クリアきた」と大興奮のプレーだった。
試合開始から18分、ロバートソンがチームを救う活躍を見せた。リヴァプール所属DFファンダイクがピッチ中央で足を滑らせてしまったことがきっかけで、ホームチームに決定的なピンチが訪れる。
そのボールを拾ったマテタは独走モードに入り、シュートコースを探りながらゴール前まで運ぶと、ボックス内に入ったところで絶妙なループシュートを放った。本人は得点を確信してゴールパフォーマンスに向かうためか、ややコーナーフラッグ方面にランニングコースを変えたほどだった。
このリバプールにとっての決定的なピンチを救ったのがスコットランド代表DFだった。ロバートソンはボールを失った瞬間にスプリントを開始し、GKが出てくるのを確認するとボールではなくゴールカバーに入った。ループを放たれた後も諦めずに全力スプリントを続けたところ、ゴールライン上でボールを掻き出すことに成功して、失点を防いだ。
このファインプレーに関して解説の太田宏介氏は「左利きだったからあの歩幅でスライディングでクリアできた」と冷静に解説。ファンはファンからは「ロボ愛してる」「神クリアきた」とチームを救ったヒーローに感謝するコメントが多く見られた。
失点を防ぐ好プレーを披露したロバートソンは、この日はフル出場でチームに貢献した。チームは0-1で敗れたものの、好プレーを見せた30歳のベテランは、スタッツサイト『Sofascore』の採点で、チームに2番目に高い7.8点を記録している。
(ABEMA/プレミアリーグ)