【ヨーロッパリーグ】ローマ 2-1 ミラン(日本時間4月19日/スタディオ・オリンピコ・ディ・ローマ)
解説も思わず苦笑いだ。ローマvsミランというヨーロッパリーグ準々決勝の好カードで、ほぼ同時に3選手の手がボールに触れる珍事が発生。少年サッカーのようなプレーの連続にツッコミの声が寄せられている。
話題のシーンは39分に起きる。2戦合計スコアで3点のビハインドを追うミランがCKを獲得すると、クロスボールをMFルベン・ロフタス=チークがヘディングした後に混戦となり、両チームの選手たちがハンドをアピールする事態に発展した。
リプレイ映像を見返すと、最初にミランのFWオリヴィエ・ジルー、続いてローマのDFジャンルカ・マンチーニ、そして最後にローマのDFクリス・スモーリングが手でボールに触れている。混戦の中で立て続けに3選手の手にボールが当たる少年サッカーばりの珍事となった。
いずれもルーズボールに反応しただけで意図したハンドではなかったが、ファンも「全員触ってて草」「ジルーのハンド?」「スモーリングもハンドだよな」「どっちもハンドだろw」「3人くらい触ってんなw」「これは誰のハンドだよw」「全員触ってんじゃんw」「結局は誰のハンドだよw」と該当のシーンに興味津々な様子だった。
なお、ルール上では攻撃側の選手は、「意図した」「意図していない」に関わらずボールが腕に当たった時点でハンドのファウルになる。実際にこのシーンでもVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入したのちに、主審がOFR(オン・フィールド・レビュー)を実施。映像を確認して、攻撃側のジルーの腕にボールが先に当たっていることから、ローマ・ボールで試合は再開した。
このCKのチャンスを活かしきれなかったミランは2戦合計1-3で敗れ、チャンピオンズリーグ敗退で決勝トーナメントから参加した今シーズンのヨーロッパリーグはベスト8止まりとなった。
(ABEMA/WOWSPO/ヨーロッパリーグ)