【ブンデスリーガ】ホッフェンハイム 4-3 ボルシアMG(日本時間4月20日/プレゼロ・アレーナ)
その軌道を見つめていたボルシアMGの板倉滉も唖然とする、スーパーゴールが突き刺さった。ホッフェンハイムのMFグリシャ・プロメルがボックス手前から右足で放ったミドルシュートは、無回転でゴール方向へ。枠を飛び越えるかと思われたが、そこから急激に落下してネットを揺らす。圧巻のゴールに「これは取れん」「なんだ今のボール」とファンも騒然としていた。
スーパーゴールが生まれたのは1-1で迎えた58分だった。ホッフェンハイムは左サイドから攻撃を展開。横パスを引き出したプロメルは、ファーストトラップでマークを外して縦に持ち出すと、ボックス手前まで侵入して右足を一閃。弾丸シュートはゴールの左上に突き刺さった。
リプレイ映像の後方アングルで確認すると、板倉の横を通過したボールは無回転で、クロスバーを飛び越えそうな勢いで伸びていく。しかしそこから一瞬止まり、さらに急激に落下。驚きの弾道にGKもただ見送るしかできない魔法のようなスーパーゴールとなった。
ABEMAの視聴者たちも、「これは取れん」「なんだ今のボール」「超ゴラッソ」「枠外かと思ったわ」「今のはGKノーチャンスやな」「無回転やんけ」「高いところからドライブして落ちたからGK届かねえわ」と大興奮となっていた。
なお、ボルシアMGの板倉は、このシーンでかなり厳しい対応を迫られていた。DFマクシミリアン・ウーバーが、ワンタッチでプロメルに剥がされたことを受けて、空いたスペースをカバーしつつ、裏を狙うFWアンドレイ・クラマリッチのケアもしていた。最終的には、自身の目の前をボールが通過してゴールネットを揺らされただけに、失点後には落胆の表情を見せていた。
しかし、ファンからは「これは板倉のせいではないな」「最初のプレスが軽いんよ」「なぜ板倉を映す」「ゴールを褒めるべき」と板倉を擁護する声が多く見られた。
なお、ボランチとして先発出場した板倉は後半アディショナルタイムにFW福田師王と交代でベンチへと下がっている。試合はホッフェンハイムが4-3でボルシアMGとの乱打戦を制した。
(ABEMA/ブンデスリーガ)