【明治安田J1リーグ】名古屋グランパス 2-1 セレッソ大阪 (4月21日/豊田スタジアム)
名古屋グランパスとすれば“してやったり”の一撃だった。ロングボールを長身FWパトリックに当てると、彼は落としたボールを永井謙佑が右足を一閃。相手GKが一歩も動けないパーフェクトボレーにファンも「何度みても最高」と大興奮の様子だ。
名古屋グランパスは明治安田J1リーグ第9節にて、前節終了時点で無敗の首位セレッソ大阪をホームに迎えた。そして後半に両チームが1点を取り合う展開で迎えた82分に試合を決定づける一撃が決まる。
ホームチームがハーフウェイラインの少し先でファウルを獲得し、途中出場のDF河面旺成が前線にロングボールを蹴ると、そこから一気にチャンスが生まれる。身長187cm、体重85kgの巨漢パトリックに放り込むと、大型FWは空中戦で楽に競り勝ち、折り返しのボールが永井謙佑の目の前にこぼれた。
相手チームの選手がボックス内に5人いるなど、決して簡単な状況ではなかったが、永井が冷静に右足を振り抜き、後半終了間際に貴重な勝ち越しゴールを記録。相手GKが一歩も動けないパーフェクトな一撃でゴールネットを揺らした。
これにはファンも「永井のゴールでスタジアムが爆発」「何度みても最高」「永井カッコよすぎ」と大満足。決勝点を呼び込んだ元日本代表FWに賞賛の声が集まった。
なお、このゴールが決勝点となった名古屋グランパスが2-1の勝利を収め、2024年無敗のセレッソ大阪を撃破することに成功。これで順位を5位まで上げることに成功し、あっという間に開幕3連敗のスロースタートを取り返して上位に食い込んでいる。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)