【写真・画像】米人気レスラー、衝撃の流血KO 元新日戦士が狂気の場外乱闘劇「完全に傷口を狙っている」制御不能で物議 1枚目
【映像】狂気の“流血KO”乱闘劇

WWE】SMACKDOWN(4月19日・日本時間20日/ペンシルバニア)

 米国のリングで悪のユニットに新加入した元新日本戦士が、人気レスラーを血まみれにする凄惨な制裁を敢行。手段を選ばずひたすら暴走する“殺戮マシーン”に、解説者も「憎悪しかない」と厳しく批判し、物議を醸すひと幕があった。

【映像】狂気の“流血KO”乱闘劇、一部始終

 WWEで不穏な内紛状態が続く悪のユニット“ブラッドライン”。そうしたなかで今週も新メンバーのタマ・トンガが大暴れ、人気スーパースターで元WWE王者のケビン・オーエンズに凄惨な制裁を加え会場は騒然となった。

 全権を掌握していた“トライバルチーフ”(一族の長)ことローマン・レインズがレッスルマニアで敗れて王座陥落後、リーダーのように振る舞いはじめたソロ・シコア。手始めにジミー・ウーソの追放に加担したタマを新メンバーに引き入れ、顧問を務めるポール・ヘイマンもコントロール出来ない状況となっている。

 しかし、リングに上がると観客から支持されていないソロへ「ローマンを出せ!」「ソロはクソ」の大ブーイングが起きた。するとバックステージから突然血まみれのケビン・オーエンズとともにタマが登場。日本のファンにはお馴染みということもあり「タマちゃん推されてるな」「きたあ」と好意的な声と「謎の出血」「KO大丈夫?」とファンはざわつき始めた。

 オーエンズもフラフラになりながら反撃に出るが、ソロとタマの2人相手では分が悪い。傷口への鉄柱攻撃でさらに大出血となったオーエンズに、ソロの『サモアン・スパイク』が炸裂、その後も解説の堀江ガンツ氏が「完全に傷口を狙っていますね」と語るように、タマがマウントからオーエンズの傷口を連続で殴打するなど制御不能状態になった。

 実況の藤沢俊一郎アナウンサーは、タマについて「冷酷な殺戮マシーン」と語り、会場はこの日一番の大ブーイングに包まれた。堀江氏も「(ヒールとはいえ)ローマン・レインズには畏敬の念が感じられたが、オーディエンスにとって今のブラッドラインの2人には憎悪だけですね…」と新たな“血”を投入し、手段を選ばない軍団へ生まれ変わった“ブラッドライン”に苦言を呈した。

ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)

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