【明治安田J1リーグ】FC東京 1-2 FC町田ゼルビア(4月21日/味の素スタジアム)
胸に当たった跳ね返りが手に当たってしまい、アンラッキーな形になってしまった。FC町田ゼルビアのDFドレシェヴィッチの手にボールが当たり、VARの結果PKの判定となった。これにはファンも「完全なハンド」「これハンドじゃなくない??」と両者意見が分かれる結果となった。
注目のシーンは1-0で町田がリードして迎えた18分だった。町田は、ボックス内まで攻め込まれると、FC東京DFバングーナガンデ佳史扶の持ち出したボールが、町田DFのドレシェヴィッチの胸に当たる。直後、意図してはないものの広げた左手にボールが当たってしまった。審判はすぐさまペナルティスポットを指差したが、ここでVARが介入。しかし、判定が覆ることはなくそのままPKの判定となり、これをFW小柏剛が決めて同点に追いついた。
このプレーに解説を務めた元日本代表の播戸竜二氏は「胸に当たった後に手に当たってるな。DFは本当に難しいよね。後ろに手を組むしかないけど、そうするとバランスが難しい」とコメント。同じく元日本代表DF太田宏介氏も「手を後ろに組むと次の動きに対応しづらくなるので難しいです。これはアンラッキーというしかないですね」と守備時に手をどの状態にするか、ボックス内での対応の難しさについて言及した。
このシーンについては視聴者も「完全なハンド」「これハンドじゃなくない?」「体から手が離れてる」「難しいけどディフレクションはしゃーないよ」「これはハンド取られてもおかしくないわ」「体から手だからノーハンド」「どう見てもハンド」とコメント欄は両者意見が分かれる結果となった。
試合はその後、FWオ・セフンの鮮やかなダイビングヘッド町田が勝ち越しに成功。これが決勝点となり、町田ゼルビアが2-1で勝利した。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)