【ラ・リーガ】ヘタフェ1-1ソシエダ(4月21日/コリセアム・アルフォンソ・ペレス)
ソシエダFW久保建英の鋭いドリブルにスタジアムが沸いている。右サイドでボールを受けた日本代表FWは中央へ向かってドリブルを開始すると、囲んできた相手選手3人を次々と抜いてみせたのだ。これにはファンも「久保くんキレキレすぎるだろ」と驚きを隠せない様子だ。
1-1の同点で迎えた50分、後半から途中出場した久保が圧倒的なテクニックを見せつけた。ハーフウェイライン付近の右サイドでボールを受けた日本代表FWは、一人目はアウトサイドも持ち出して剥がし、二人目を左足のインサイドからのアウトサイドで片足ダブルタッチのような形でリズムよく剥がしていく。三人目も内側に切れ込む形で剥がすものの、最後のタッチがやや大きくなってしまい、最終的にはタッチが大きくなったところをヘタフェ所属MFヘスス・サンティアゴにクリアされてしまった。決定機演出とはならなかったが素晴らしいドリブル突破だった。
解説の川勝良一氏は「(ボールを)取られたけどああいうかわし方でボールを下げずに前を狙えるシーンが出てくればソシエダのテンポにはなるかなと思います」と久保の技術とゲームメイク能力を称賛した。
視聴者は「ワールドクラス」「久保くんキレキレすぎるだろ」「冗談抜きで久保くんがボール持った時、早送りしてるのってくらい速い」「久保くんいいねえw」「久保くん上手いなぁ」と交代直後に飛び出したスーパープレーを絶賛している。
久保は後半開始から途中出場し45分間プレーして、積極的な仕掛けと高いクオリティで攻撃に違いを生み出した。なお試合は1-1のドローで決着して勝ち点1しか持ち帰れなかったソシエダだが、順位は6位を維持している。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)