日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる鳳凰戦A2リーグの第2節A卓が4月23日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、阿久津翔太がほぼ1人浮き状態の大きな卓内トップを取った。
阿久津は今期が初のA2リーグで、リーグでは最年少の27歳。誕生日に迎えた今節は1回戦から連続してアガリを決めてトップを取ると、2回戦は親の跳満などで大量加点し連勝。さらに3回戦も接戦を制してトップと、前節の2回戦から数えて6連続トップという離れ業を披露した。
トータルで暫定首位にも浮上すると「次節も厳しい相手になりますが、連続でプラスできたので余裕ができたので、気持ちにも余裕をもって打てたらなと思います」と、笑顔も柔らかかった。
【試合結果】
1位 阿久津翔太 +73.9
2位 ダンプ大橋 +1.6
3位 山田浩之 ▲0.6
4位 近藤久春 ▲74.9
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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