【セリエA】ミラン １－２ インテル（日本時間４月23日／サン・シーロ）
赤と青のユニフォームが入り乱れる乱闘が勃発した。ミランvsインテルのミラノ・ダービーの終盤で、両軍の選手たちが激しくヒートアップ。結果的に２人の退場者が出る荒れた展開にファンも唖然としている。
２位のミランと首位のインテルが激突したミラノ・ダービーで、両チームに退場者が出る大乱闘が勃発した。インテルが２－１とリードして迎えた90＋３分に主審がファウルを取ると、１秒でも早くリスタートしたいミランのDFテオ・エルナンデズが、ボールを隠す仕草をしたインテルのMFダビデ・フラッテージに後方からチャージする。
これを傍で見ていたインテルのDFデンゼル・ドゥムフリースがテオに手を出して食ってかかると、両チームの選手たちがその周りに集まってヒートアップ。主審もすぐには仲裁できないほどの大乱闘となった。テオとドゥムフリースはここ数シーズンのミラノ・ダービーで何度もやり合っている因縁の中でもある。
この騒ぎにファンは、「テオいい加減にしろ」「テオ対ドンフリもーええって」「喧嘩両成敗か」「しっかりダービーだったわ笑」「何やってんだよお前ら」「毎回やり合うな」「取っ組み合いの喧嘩や」など、啞然としている様子だった。
選手たちがヒートアップする一方で、主審のアンドレア・コロンボは非常に落ち着いていた。レッドカードを出しながら乱闘の中心に入っていくと、誰がカードの対象か気になる選手たちのテンションを一気に落ち着かせた。そして乱闘のキッカケとなったドゥムフリースとテオに改めてカードを提示して、見事に騒ぎを仲裁している。
なお、２－１のスコアのまま試合終了のホイッスルが鳴り、インテルがミランに勝利して３シーズンぶり20度目のセリエA制覇が決定。史上初めてミラノ・ダービーで優勝が決まる劇的な試合となった。
（ABEMA de DAZN／セリエA）
