【ブンデスリーガ】ホッフェンハイム 4-3 ボルシアMG(日本時間4月20日/プレゼロ・アレーナ)
4月に20歳となったばかりのFW福田師王に決定機が訪れた。ボルシアMGが勝ち越しゴールを許した直後に投入されたU-23日本代表FWは、味方からのクロスに対して、持ち味の高い打点のヘディングシュート。この爪痕を残すプレーにファンも「もっとプレーが見たい」と声援を送っている。
ブンデスリーガ第30節のホッフェンハイム vs ボルシアMG戦は激しい打ち合いとなった。66分までホッフェンハイが3-1とリードしていたが、ボルシアMGが89分まで2ゴールを奪い3-3の同点に。そして90+1分にMFアントン・シュタッハがゴールネットを揺らして、土壇場でホッフェンハイムが勝ち越しに成功した。
再びリードを許したボルシアMGは、DF板倉滉をベンチに下げて、4月8日に20歳となったばかりの福田をピッチに投入する。すると、出場直後に決定機が訪れた。
ハーフウェーライン付近でクリアボールを頭で競り合って落とした福田は、ゴール前に走り込む。そして、右サイドのクロスに対してジャンプ一番で反応。競り合ったフロリアン・グリリッチュよりも高い打点からヘディングシュートを狙ったが、惜しくもゴールの枠を逸れてしまった。ただ、福田は178cmだが、グリリッチュは187cm。約10cmの身長差を物ともしないジャンプ力が光ったシーンだった。
劇的な同点ゴールとはならなかったが、出場直後の可能性を感じるフィニッシュワークにファンは、「ヒーローになるチャンス」「決めろ」「惜しい」「師王高いな」「めっちゃ飛べるやん」「シオウはジャンプ力あるからな」と、好意的な反応を示していた。
中には「20分くらい出して欲しいわ」「2分しかないのにどうしろとw」「もっとプレーが見たい」と、福田の出場機会を増やして欲しいとの意見も寄せられた
今年1月にブンデスリーガ・デビューを飾った福田にとって、このホッフェンハイム戦は4試合目の出場だった。惜しくも得点とはならなかったが短時間で可能性を感じるプレーは見せており、今シーズンの残り4試合で初ゴールを狙いたい。
(ABEMA/ブンデスリーガ)