東京レインボープライドの一部で行われたショーに疑問の声が相次いだ。
【映像】緊縛ショーの様子 出展者に聞く真意「人垣を作ったが…」
性的マイノリティーへの偏見と差別のない社会の実現を目指すアジア最大級のイベント「東京レインボープライド2024」。
パレードには約1万5000人が参加し、誰もが生きやすい社会の実現を訴えたが一部のブースで行われたショーがSNSで物議を醸すことになった。
露出の多い服装で、縄に縛られ吊るされる男性。ショーの様子を撮影した画像は瞬く間に拡散され、批判の声が相次いだ。
SNSでは「緊縛ショーはアートの1つだとも思うけど、なぜこの場所で?」「子どもも居る場所で見せるのは性的虐待」「多様性を盾にしたらなんでもあり?」などの反応が。
会場となった代々木公園があり、区としてブースを出展した渋谷区にも苦情が。『ABEMAヒルズ』の取材に対し渋谷区は、「ごく一部の行き過ぎた行動があったことで、イベントすべてがそうだったと認識されるのは残念。誰もが参加しやすいイベントであることがのぞましい」としている。
一連の騒動を受け、レインボープライドの主催者は声明を発表。
パレードやブース出展には過度な露出や風紀を乱す行為を禁止する規約があり、参加者はこの規約に同意した上で参加していると説明したうえで、今後のイベント開催に理解を求めた。
「イベント開催中に出展ブース内で過度な表現をしているというご連絡を受け、スタッフがすぐに現場へ駆けつけ、出展者にはやめていただくよう注意を行い、その後同じような表現がないようお約束をしていただきました。これからも多様な誰もが参加できる場づくりを心がけ運営にあたってまいりますので、何卒ご理解・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます」(NPO法人東京レインボープライド)
(『ABEMAヒルズ』より)
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