【プレミアリーグ】ウェストハム2-2リヴァプール(4月27日/ロンドン・スタジアム)
監督の退任が決まっているだけに、ファンにとってはつらい時間になってしまったようだ。リヴァプールのエジプト代表FWモハメド・サラーが失点直後にユルゲン・クロップ監督と口論になった。これにはファンからも「最後にこれかぁ」「見たくなかったな」と悲しげなコメントが多数見られた。
注目のシーンはリヴァプールが失点し2-2となった直後の81分だった。リヴァプールはエジプト代表FWモハメド・サラー、ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェス、イングランド代表MFジョー・ゴメスの3人が選手交代でピッチサイドにスタンバイ。交代直前の76分に右サイドからのクロスを叩き込まれ失点。その際に、リヴァプールのクロップ監督がサラーに何か話しかけると、これにサラーが言い返すそぶりを見せ次第にヒートアップ。最終的にはヌニェスがサラーをなだめてその場を落ち着かせる姿が81分にリプレイで映し出された。
このシーンにファンは「クロップとサラーの会話内容が気になって寝られない」「サラーとクロップの口論はちょっと悲しい気持ちになったな」「胸がキュッとなる。最後にこれかぁ」「リバプール最後の最後でサラーとクロップが喧嘩すんのとか、なえる」「サラーとクロップの口論なんて見たくなかったな」「悲しい」ショックを隠しきれない投稿がSNSで散見された。
このシーンに解説を務めた林陵平氏は「かなりフラストレーションが溜まっていますね。あまりこういうのは見たくないというか。優勝を争っているチームのエースと監督の言い争いはチームとしては良い影響はでないですよね」とコメント。
クロップは今シーズン限りでリヴァプールを退任することがすでに決まっており、その有終の美を飾ろうとリーグ優勝に燃える真っ只中。大事なリーグ終盤戦でリヴァプールの一時代を築いた2人の亀裂にショックを隠せないファンが多かったようだ。
試合はこのまま2-2のドローで終了。優勝を目指すリヴァプールにとっては手痛い勝ち点1となってしまった。なお、この試合で先発出場した遠藤航は78分までプレーしている。
(ABEMA/プレミアリーグ)