【ブンデスリーガ】レヴァークーゼン 2-2 シュトゥットガルト(4月28日/バイアレーナ)
奇跡は何度も起きるものではない。しかし、今シーズンのレヴァークーゼンに限っては例外だ。シュトゥットガルト戦でも、ロスタイムだけで今季16得点目となるゴールが90+5分に生まれて土壇場で同点に。彼らが今シーズン負けることはないのかもしれない。
時計の針は90+5分、スコアは1-2。今シーズン無敗を続けるレヴァークーゼンが”ついに負ける”。そう思ったファンも多いのではないだろうか。
すでに後半アディショナルタイムは目安の5分を若干過ぎていたが、敵陣の深い位置で身体を張ったMFアミン・アドリがファウルを獲得。ラストプレーのチャンスを手にした。
キッカーのフロリアン・ヴィルツが右足で上げたクロスボールをDFピエロ・インカピエが落とすと、それをMFロベルト・アンドリッヒが左足一閃。相手守備陣に当たりながらも強烈なシュートがゴールネットに突き刺さり、またも土壇場で同点に追いついた。
無敗記録を46に伸ばす奇跡のゴールにファンも「もはや監督も引くレベル」「うそでしょ」「凄すぎるな」「とりはだ」「なんなんだこのチームw」「いみがわからん」「マジで奇跡感じる」「神が編集してるだろ…」「なんでやねーん」「神がついてるな」「はぁ?wwすごい!」と笑うしかなかった。
これで今シーズン80分以降に生まれた得点は計29ゴールとなり、後半アディショナルタイムに限定しても16ゴール目となる。16ゴールはリヴァプールの17ゴールに次ぐ2位の数字だそうだ。
その一方で、シュトゥットガルトのセバスティアン・ヘーネス監督は激怒していた。リプレイ映像を確認するとインカピエの手にクロスボールがダイレクトで当たっていたため、ハンドとアピール。しかし、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入することすらなく試合終了のホイッスルが鳴った。フェアとは言い難いこの判定に納得がいかなくて当然だろう。
(ABEMA/ブンデスリーガ)