【ブンデスリーガ】レヴァークーゼン 2-2 シュトゥットガルト(4月28日/バイアレーナ)
サッカー中継で応援するサポーターがカメラに抜かれるのはよくある光景だ。レヴァークーゼンとシュトゥットガルトの一戦も例外ではなく、グリマルドのファウルに猛抗議する少女に注目。この誰よりも声を荒げて抗議する様子が視聴者の間で話題となった。
昨夏にレヴァークーゼンに加入したアレハンドロ・グリマルドはすぐにシャビ・アロンソ監督のチームにフィット。お決まりの「3-4-2-1」の左WBで躍動し、今節終了時点で9得点13アシストと本職SBとは思えないほど多くの得点に絡んでいる。
昨年11月にはスペイン代表デビューを飾るなど順調なキャリアを歩む超攻撃的WBに対しては、シュトゥットガルトの選手たちのマークも厳しかった。19分にはシュトゥットガルトDFレオニダス・ステルギウが縦へと突破をさせまいと身体を入れて対応。これが結果的に肘が顔面に直撃するチャージとなり、主審も危険なプレーと判断してファウルを取った。
このプレーに対して、誰よりも熱くなっていたのがスタンドで試合を観戦していたレヴァークーゼンファンの少女である。判定に納得が行かない様子でジェスチャーを交えながら猛抗議。この様子を見た実況の下田恒幸氏は「あの様子は相当詳しそうですね(笑)」と反応。ファンも「マジ切れ女子」「かわよ」「グリマル女子」と、猛抗議の彼女に注目が集まっていた。
彼女の声援もあってグリマルドは61分にアシストを記録。これで今シーズンのブンデスリーガでのアシスト数を13に伸ばした。データサイト『Opta』によると、13アシストはレヴァークーゼンの選手史上最多だそうで、残りの試合数を考慮するとさらに記録を伸ばす可能性もありそうだ。
(ABEMA/ブンデスリーガ)