【AFC U-23アジアカップ】U-23日本代表 ２－０ U-23イラク代表（日本時間４月30日／ジャシム・ビン・ハマド・スタジアム）
圧巻の粘りと持ち前の対人の強さで、ゴールに繋がるプレアシストを記録した。U-23日本代表のDF大畑歩夢が、U-23イラク代表戦で相手２人に囲まれるも脅威の粘りからの超絶ターンで見事に相手をいなし鋭いパスを供給。パリ五輪出場がかかった大一番でのスーパープレーにファンからは「よくあのパス出したな」「マジで強い！」など絶賛の嵐となった。
注目のシーンは日本が１－０で迎えた42分だった。左サイドで大畑はMF平河悠が奪われたボールを素早いトランジションで即時奪回。そのまま相手に２人に囲まれてしまうが、持ち前の対人の強さで粘り、最後はクルッと回転して見事にかわしてみせた。直後、中央に待ち構えていたMF藤田譲瑠チマに鋭い横パスを通すと、これが荒木遼太郎のゴールに繋がった。
解説を務めた林陵平氏は45＋8分に「この大会、左サイドバックの大畑がかなり良いですね。浦和レッズでもあれくらいのプレーをみせて欲しいですね」と今大会注目の１人に挙げるほどそのプレーぶりを絶賛した。
またファンも、大畑のプレー注目。SNSには「よくあのパス出したな」「マジで強い！」「力強かったしパスに強度も良かった」「そのプレー浦和でも見せて」「相手DFを利用しての反転ヤベェな」「このゴールは大畑の頑張りが全て」「大畑の一番いい戦えるところが出た良いシーン」「よく粘った」「レッズサポとして誇らしい」などの投稿が目立った。
大畑は所属する浦和レッズで、ここまで今季J1リーグで先発はわずか１試合に止まっている。この序列には納得していないはずだが、今大会は左SBとして素晴らしい働きを見せてきた。
なお、U-23日本代表は後半も上手く試合をコントロールして２－０で勝利。８大会連続12回目のオリンピック出場を決めた。日本時間５月４日には、U-23ウズベキスタン代表とアジア王者の座をかけて大会決勝を戦う。
（ABEMA de DAZN／AFC U-23アジアカップ）
