【AFC U-23アジアカップ】U-23日本代表 2-0 U-23イラク代表(日本時間4月30日/ジャシム・ビン・ハマド・スタジアム)
世代屈指の快速ドリブラーが得意の左サイドで躍動した。U-23日本代表のMF平河悠がU-23イラク代表戦で、高速シザースから一瞬の加速で縦に突破し、最後は柔らかいクロスをゴール前に送りチャンスメーク。ファンからも「縦突破が素晴らしいな」「クロスも良い」など絶賛された。
左ウイングで先発した平河は、前半から得意のドリブルで何度も仕掛ける。そして、64分には決定的なチャンスを作り出した。速攻の場面でMF藤田譲瑠チマからパスを受けると、ゆっくりした動作からシザースして一気に急加速して縦突破。ゴールライン手前ギリギリのところで左足で柔らかいクロスをゴール前に送り込むと、FW細谷真大がヘディングシュートを引き出した。シュートは惜しくもゴールポストに弾かれゴールとはならなかったが、平河の圧倒的個人技が光ったシーンだった。
このプレーにファンは「平河の縦突破は素晴らしいな」「平河の縦が効きまくってるのがマジですごい」「平河悠のドリブル&クロスいいね」「突破も良いしふんわりクロスも良い」「毎度のことながら平河あのスピードで走りながらなんであんなクロスあげられるのか」「はっや」と絶賛する声が相次いだ。
町田ゼルビアに所属する平河は、今季がJ1リーグ初参戦ながらここまで7試合で1ゴール・3アシストを記録し、1試合平均のクロス本数もリーグ2位の5.1本。2・3月度のJ1最優秀選手に選出され、「ネクスト三笘薫」とも謳われる注目のウイングだ。
なお試合は、U-23日本代表が2-0で勝利。8大会連続12回目のオリンピック出場を決めた。日本時間5月4日には、U-23ウズベキスタン代表とアジア王者の座をかけて大会決勝を戦う。
(ABEMA de DAZN/AFC U-23アジアカップ)