【プレミアリーグ】トッテナム2-3アーセナル(日本時間4月28日/トッテナム・ホットスパー・スタジアム)
アーセナルのDFベン・ホワイトのプレーが、再び物議を醸している。イングランド代表DFがコーナーキックの際に見せた相手GKへのブロックに対して、「必殺技すごい」「ファール認定すべき」などと意見が割れている。
トッテナム戦の39分だった。アーセナルのコーナーキックの場面で、ホワイトはトッテナムのGKグリエルモ・ヴィカーリオの動きを巧みにブロック。FWカイ・ハヴァーツのヘディングシュートをアシストした。ホワイトはまずヴィカーリオの後方で手を触るなどして集中力を削ぎ、ボールが入ってきたタイミングで前に出て後ろ向きにチャージして体勢を崩すなど、狡猾な動くをしていた。
このプレーに解説の林陵平氏は、「ギリギリファウルをしないようにするホワイトの巧みなブロックですね。そこまでがしっかり仕込んである」とコメントしている。
今シーズンのホワイトはずっとこうしたGK妨害ブロックを繰り返しており、アーセナル・ファンからは「ホワイトさすがや」「必殺技すごい」「職人すぎる」など称賛の声が出ている。一方で対戦相手トッテナムやニュートラルなファンはやはり納得できず、「いい加減コーナー時のGKブロックはファウル認定したほうがいい」「ベンホワイト式スクリーンは禁止の議論とか出てないのかな現地で」「俺がヴィカーリオだったらホワイトぶん殴りてぇな。。。それくらい狡猾で上手い」「来季から明確に禁止になりそうだな」「あまりにもGKに不利すぎる」「やり方が汚い気がする」など批判的な声が出ている。
データサイト『Opta』によると、今季のアーセナルはコーナーキックから16ゴールを記録しており、これはプレミアリーグの歴史でも最多タイ。ノースロンドンダービーという大舞台でもコーナーキックから2ゴールを挙げており、そのストロングポイントが勝点に直結する結果となった。
(ABEMA/プレミアリーグ)