【明治安田J1リーグ】川崎フロンターレ 3-1 浦和レッズ(5月3日/等々力陸上競技場)
まるでCBとは思えない、攻撃的アタッカーのような持ち運びからのフィニッシュだった。川崎フロンターレのDF佐々木旭がハーフウェーラインから40mドリブルで持ち上がり豪快に勝ち越しゴール。これにファンも「そんなん出来るんかよ!」「ナイスゴールすぎる!」と大歓喜の反応をみせた。
衝撃のシーンは1-1で迎えた48分だった。センターサークルでクリアボールを拾った川崎フロンターレの元フランス代表FWゴミスが持ち前のフィジカルでボールを収めると、MF橘田健人へと落とし、左サイドを上がってきたDF佐々木旭へと繋ぐ。佐々木はこれを受けると全速力でそのまま持ち上がり、味方を使うかと思いきや自らシュート。右足から放たれた強烈なシュートはゴール左上へと突き刺さった。
このゴールにファンは「そんなん出来るんかよ!」「良くやりきったよ!!ナイスゴールすぎる!」「そんな事できるんかいほんとにCB?」「佐々木のゴールから急にノリノリになった!」「久しぶりに等々力全体が沸いたな。思わず立ち上がってしまうプレーだった」と大歓喜の様子となった。
解説を務めた田中裕介氏は「佐々木選手は今日サイドバックではなくセンターバックですからね。よく勇気を持って前に出てきたと思います」とその思い切りの良い攻撃参加を称賛した。
試合は川崎フロンターレが終盤にも1点を追加して、3-1で浦和に勝利。ホームでの大観衆を前に6試合ぶりとなる勝利を飾った。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)リーグ